初めに
ゲームを始める前に

Solomon's Keepは「ガントレット」や「リンクの冒険」に近いRAPTISOFT社さん製作の見下ろし型アクションゲーム。
全13階の塔を登りきり、ボスを倒すのが目的。

スキルとアイテムの組み合わせで主人公を自由に強化できる。
スキルはレベルアップで、アイテムはダンジョン内の宝箱で入手可能。
町のショップでは買物だけでなくスキルを覚えることも可能。

難易度は少々高めに設定されており、定番となるスキルの組み合わせを発見するまでは少々辛い。
通常の難易度以外に高難度のモードや復活できないモード、数種類のチャレンジモードも用意されており、やりこみ要素が多い。

解説から言葉まですべて英語なので、完全に物語を把握するにはある程度英語力が必要。
ゲームを楽しむだけなら中学生程度の英語力があれば大丈夫。

価格以上に遊べる要素が多いので、長く楽しむにはお勧めの作品だ。


【 も く じ 】


 ・いざ塔へ! (ゲーム開始までのチャート)

 ・操作方法と画面の見方

 ・ステータス画面の見方

 ・難易度について

・登場人物


【いざ塔へ!】

まずは (!) の出ている緑色の魔法い(モリス)に話しかけましょう。

 「何ィ?話し方かけが分からないだァ?
 「おい、左タップ分かるよな左タップ。それをぐりぐりいじると主人公が動くんだよ。」
 「それを確認したらとりあえず、主人公で
緑のジジイ押してみろ!
 「エヘン!とか言われて会話が始まるからよ!」
 「英語が読めなくても気にスンナ!テキトーに聞き流しときゃいいんだよ!」



次に紫の魔法使い(ガリヌス)黄色の魔法使い(デシムス)に話しかけましょう。

 「話しかけ方は分かったな?よーし良い子だ」
 「紫のジジイはアイテムショップだ。杖とリングとポーションが買えるんだが、初心者はとりあえず赤いポーションでも買っときな」
 「黄色のジジイはスキルを売ってくれるんだが、サイフには500円しか入ってないからは無視してオッケーだ」
 「そうそう、黄色のジジイに話しかけたときに間違っても 
なんたらかんたらGOLDなんたら ってのは選んじゃダメだ!」
 「何ィ?金が0になっちまったけどバグですか、だとォ?」
 「選ぶなッつったろうがよォー!」


本を持ってる魔法使いは、とりあえずスルーしておきましょう。

 「こいつはゲームをクリアした猛者だけが相手にできるヤツなんでな」
 「初心者じゃ話しかけたって意味がねーのよ」


では、慣れ親しんだ町から出立です。

 「どうやって町からでるんだよって?」
 「とりあえず上いきゃいいと思うよ」
 「なんかいきなり選択肢が出てきたんだけどどうすりゃいいのか、って?」
 「そいつは主人公の攻撃方法を選べっていう選択肢だ」
 「ファイアボールなら火の玉で攻撃、ライトニングならカミナリで攻撃って具合だな」
 「とりあえず初心者は 
紫色のマジックミサイル ってのを選んどくといいと思うぞ」
 「魔法陣グ○グルにでてきたアレみたいなマークのやつね」


いよいよ塔に入りましょう!

 「なんかアヤしいオッサンが独演会してるって?」
 「そいつがこのゲームのボス、ソロモンダークだ!」
 「この場で攻撃魔法を撃ち込んでやりたくなるが、まぁそこはゲームの事情ってやつだ。我慢してくれ」
 「塔に入ったら後は実践あるのみ!ガンバッテくれよな!」


【操作方法と画面の見方】

 

@
体力。攻撃を受けると減少する。0になると Health is low ! の表記と共に点滅し、この状態で攻撃を受けるとゲームオーバー。
放って置けばごくごくわずかづつだが回復する。

A
マナ。魔法を使うと減少する。0になると Out of Mana ! の表記となり、攻撃力が大幅に減少する。
セカンダリスキルも使えなくなるのでマナ切れには要注意(ごく特殊な条件を除く)。
特になにもしなくとも回復する。

B
経験値。レベルアップまでの目安が表記されている。このゲージが満タンになるとレベルアップ!

C
現在使用中の基本攻撃スキル。他の基本攻撃スキルを覚えている場合はここをタップすることで変更できる。

D
所持しているセカンダリスキル。
最大3つまで所持できる、タップすることで使用する。マナコストが大きいものがほとんど。
使用直後は暗く明滅し、一定時間使用不可能になる。
攻撃魔法の連射率が上がっているほど早く回復する。また、回復を早めるためのスキルもある。

E
所持アイテム。装備の変更ができるほか、ステータスの確認(後述)ができる。

F
ヘルプが参照できる。使わない。

G
マップの表示、非表示の切り替えができる。現在位置は表示されないが、シリウスは常に画面の中心に居り、
マップは現在位置を中心に表記されるので迷うことは無い。

HI
左タップで移動、右タップで攻撃。魔方陣がグルグル回るのがいい感じ。

ゲーム開始と同時にチュートリアルが出る。英語ながら解読にはさほど問題無し。
セーブは特定の行動を取った時に自動でされる。
アイテムの装備やセカンダリスキルの使用は別途タップが必要。

ハード的に、3GまでのiPhoneではかなり重く頻繁にフリーズする。
快適に楽しむには3GS以上のスペックは必要か。

【ステータス画面の見方】

上から順に

LEVEL:現在のレベル
EXPERIENCE:現在の総経験値
LIFE:現在の総ライフ
MANA:現在の総マナ
○○DAMEGE:現在選択中の基本攻撃スキルが1発で与えるダメージ(Lightning系やFrost Jet系は1秒当たりのダメージ値)
MANA COST:現在選択中の基本攻撃スキルを一回使用するごとに減るマナの値(Lightning系やFrost Jet系は1秒当たりの消費値)
MANA RECOVERY:1秒間で回復するマナの値。上記のマナコストを超えれば使用し放題。
DAMEGE RESISTANCE:ダメージ軽減値。アイテムでしか上昇しない。
DEATHS:ゲーム中のダウン回数
AWESOMENESS:スコアみたいなもの。稼ぐ目的以外の理由は無い様子。
DIFFICULITY:選択中の難易度
ELAPSED TIME:プレイ時間


【難易度について】

ノーマルモードとハードコアモードが選択でき、それぞれにStudent,Wizard,Arcmagi,Demigod(加えて極悪難度のGuntret)の周回がある。
1回ゲームをクリアするごとに難易度が上昇し、改めて塔の一階からのスタートとなる。
その際、前回のプレイでのレベル、所持アイテム、習得済みスキルはそのまま残る
変更されるのは敵の攻撃力と耐久力、店で買える商品、覚えられるスキル、一部のボスの名前と挙動。

難易度Arcmageまでは単純に難易度が上がるのみだがDemigodでは敵が異常な強さになり、
最初からDemigodの攻略を目標とした育成をしないと突破はまず不可能。
体験的にはランクが上がるほど店で買えるアイテムやドロップアイテムの質がよくなっているように感じる。
残念ながらと言うか何と言うか、難易度が上がっても獲得できるゴールドは増えない。微妙に理不尽。

ハードコアモードでは復活ができない。ダウン即ゲームエンド(本当はそういうわけでもないが)。
体験的にはノーマルモードよりも入手できるアイテムの質が上がっているように感じる。

【登場人物】
※日本語訳は適当な音訳です。

シリウス
(Sirius
)

このゲームの主人公。
魔法学校(?)の卒業生らしく、卒業試験と称して塔に放り込まれる。
とんでもない試験にも文句一つ言わず粛々と従う学生さんの鏡。
素顔は見えない。きっと黒○導師。青いけど。

卒業試験に挑む学生さんなだけあって、鍛え続ければ非常に強力な魔法を駆使して敵をなぎ払ってくれる。

シリウスのレベルアップに必要な経験値

Lv
XP 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
- 900 3900 5200 8000 10600 13000
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
1600 20000 24000 28500 34000 42000 48000 56500 60000 65000
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
72000 78500 89000 99000 11000 13000 14000 15000 16000
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
200000 250000 300000 350000 400000 450000 510000 570000 640000 710000
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
790000 880000 980000 1100000 1200000 1300000 1350000 1500000 1750000 2000000
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
3000000 4000000 5000000 6000000

レベル30を過ぎるあたりからレベルップの間隔が長くなってくる。
レベル50以上に鍛えるのは、あまり現実的ではない。

モリス
(Moris)

町にいる四人の魔導師の一人。シリウスの先生の一人らしい。魔法学校の校長?
シリウスに試験内容を告げ、ソロモンダークのことやマジックキーの使い方を教えてくれる。
いわゆるチュートリアルキャラ。

当然ながら表記は全文英語なんで、気が向いたら翻訳します。

ラスボス撃破後、彼に話しかけることでゲームクリアとなる。
クリア時にプレイ内容に応じて評価がもらえるが、これらはFEATにも関係なくゲーム内での影響は無い様子。
この評価は死亡回数によってexcellentからpoorまであるようだが、poorだから別にどうだと言うわけでは無い。
ハードコアモードでプレイした場合の評価は常にaltogether hardcoreとなる。

ベリナス
(Verinus)

町にいる四人の魔導師の一人。スキルの先生。
「IMPROVE A SKILL」を選ぶと4つのスキルを提示し、ゴールドと引き換えにスキルを強化してくれる。
ただし、自分が既に持っているスキルしか強化できないず、Lv0のスキルを新たに取得させてはもらえない。

一度提示されたスキルは、ゲームクリアするまでラインナップが変化することは無い。
無用なものばかりだとファイアボールをぶつけたくなる気持ちはよくわかるが、そこはぐっと我慢しよう。

強化回数自体に制限は無いようだが、スキルはそれぞれ対応するレベルまでしか鍛えられない。
回数を重ねるごとに費用が増し、かかる金額も物っ凄いことになってくる。

難易度ごとに強化できる回数が決まっており、studentでは
・基本攻撃スキルはレベル12まで、
・セカンダリスキルはレベル5まで、
・その他のスキルは上限まで
それぞれ強化できる。wizard以降は上限まで強化が可能。
ただし、購入できる上限まで鍛えた上でレベルアップしてそのスキルが選択可能になれば再び購入できるようになり、上限まで強化できる。

Solomon Darkの撃破後は会話の内容が変化してしまい、次の周回までスキル強化ができなくなる。
次の周回になると提示されるスキルのリストは更新されてしまうので、強化したいスキルがある場合はそれまでに費用をねん出しよう。

IMPROVE A SKILLにかかる費用
※周回が進んでも回数は累計される

ステューデント … 300G × 強化回数 +それまでに使った額
ウィザード … 1000G × 強化回数 + それまでに使った額
アークメイジ … 3000G × 強化回数 + それまでに使った額
デミゴッド … 10000G × 強化回数 + それまでに使った額
ガントレット … 20000G × 強化回数 +それまでに使った額

TRADE GOLD FOR EXPERIENCEを選ぶと、全ゴールドと経験値を交換してくれる。
レートは1G=1XPで効率がいいとは言えないが、実はボス攻略時に役に立つことも


金銭をもらって技術をポンと授けるあたり、なんか裏口入学とか金を積んで資格をもらうとかそんな感じがしなくも無い。
話していたらいきなり一文無しにされて驚く学生が多発したとかなんとか。

ガリヌス
(Gallinus)

町にいる四人の魔導師の一人。肩書きは教授。
世界中を飛び回って魔法のアイテムをコレクションしているんだとか。

「BUY AND SELL」を選択するとアイテムの売買ができる。
経験的に、高難度のほうが強力なアイテムを扱っていることが多い様子。
売却したアイテムは買い戻すことも可能。
装備をしていない状態でアイテムを購入すると、自動的に装備される。

ベリナス同様、Solomon Dark撃破後は会話の内容が変化し買い物ができなくなる。


魔法のタンス
(THE AMAZING CABINET)


1プレイ中に獲得したアイテムを、他のプレイに渡すことができる魔法のタンス。
初期段階では2つまで、追加コンテンツで4つまで使用可能。

「セーブデータ一つを倉庫代わりにしといたら強力なアイテム使い放題じゃん!」と誰でも思うだろうが、残念。
預けたアイテムは一度取りだすと「SURREL」と表記が変更される。
性能こそ変化しないが、売値はガクッと下がっているので序盤の金策に使うのは少々効率が悪い。

SURREL表記のアイテムをもう一度預けると「ETHEREAL」表記となり、リングの輝きが失われる。
更に預けると「UNREAL」表記となり、全ての能力が失われる。
ちなみにこの状態での売り値は7G。泣けてくる。
「ETHEREAL」表記となったアイテムはもはやタンスに入れても意味がないので、使い終わったら売却してしまって問題ない。

Find 500% more Gold など、強力なアイテムが手に入ったデータでクリアする直前に突っ込んでおくか、
ライトニングなどを使っているときにCast 100% Fasterなどを他のセーブデータに回すのが良いだろう。
単純に、クリア不可能となった時に次のプレイにアイテムを引き継がせる目的で使うのが一番だろうか。

超高難度の攻略にはタンスの活用が必須である。

デシムス
(Decimus)

町にいる四人の魔導師の一人。試験官。
ゲーム開始直後に彼に話しかけるとFEAT(いわゆるチャレンジモード)に挑戦することができる。
わりと簡単なものから極めて難易度の高いものまで、内容は様々。
同時に2つ以上のFEATには挑戦できない。

どういう訳か、彼一人だけ語感がずいぶんと軽い。



・FEAT一覧

【I won't use Potions!】
達成条件は
一切のポーションを使わないこと。簡単。
バトルメイジとチャネルマナを鍛えて撃ちっぱなしにすることを目指すプレイならポーションなど不要。
そうでなくとも、ゲームに慣れてくればポーションを使わずにクリアするのはさほど難しいことではない。
高難易度ではwizzard chugを使いたいこともあるので、studentかwizardあたりで挑戦するといいだろう。


【I won't use Items!】
達成条件は
装備品の一切を装備しないこと。ポーションは使用可能だが難易度は高め。
student以降で挑戦する場合、装備品に頼って撃ちっぱなしを達成している状況では挑まないほうが無難。
studentでバトルメイジの引きが良かったらwizardで挑戦するのがいいだろう。
最初からstudentで挑戦するのも悪くないが、ゴールド増加も経験値増加も装備できないので後につながるプレイは期待できない。


ちなみに、アイテムの売買はOKである。
また、手ぶらの状態でガリヌスからアイテムを購入しても自動で装備されることはなくなる。
買い物だけはしておきたいときでも安心。



【I won't buy Wizdom!】
達成条件はこのFEATを選択した後、ベリナスからスキルを買わないこと
こんな風に書けば予想がつくと思うが、FEAT開始前に買う分には問題ない。おかげでとても簡単。
十分に資金を稼いだwizardやarcmageで必要なスキルをさっさと購入し、
そのあとでFEATに挑戦すれば簡単に達成できる。
ベリナスのラインナップが気に入らなかった場合の嫌がらせとして選んでみるのも良いだろう。


【I'll use random skills!】
レベルアップ時に選択されるスキルがすべてランダムになる。
達成条件はこの状態で
クリアすること。難度は高い。
studentで挑戦するのは狂気の沙汰なので、レベルが十分に上がった後、arcmageかdemigodあたりで挑戦すると無駄がない。
ソロモンダーク戦で粘りに粘ってレベルを上げまくっておけばゲーム中ほとんどレベルが上がらないので楽といえば楽。

FEAT達成だけが目的ならば、studentで重要なスキルを集めておけばwizardで達成するのは難しくない。
ただし、次の周回につながる育成を諦めることになるのでその点は割り切ること。



【I'll do it in an hour!】

達成条件は
ゲーム開始から1時間以内にソロモンダークを倒すこと。難易度は高め。
経験値やゴールドを大幅に諦めることになるので、studentでの達成は難しい。
敵が大幅に強化されるdemigodでは無謀、スキルの引きがイマイチだとarcmageでも厳しい。

studentでそこそこ強化した状態からwizardにて挑戦するのが一番簡単か。
こちらもランダムスキル同様、効率的な育成や金策を諦めることになるので、その点は割り切ること。


プレイのアドバイス
・ラッシュは最大レベルに強化しておく。
・鍵の確保にテレキネシスが必須。F4、F8、F12でボスキーの確保は最優先なので宝箱は戦闘中でも開けまくる。
・セカンダリスキルにリングオブファイアを選ぶ。レベル1でも倒せる敵はそれなりに多く、強引に押しのけて進むのにも重宝する。
・装備品は経験値増加やゴールド増加を装備せず、手持ちの最強装備で挑む。バトルメイジ+2があれば最高。
・ボーンダディ、炎ドクロ、ソロモンダーク以外のボスは放置してよい。
・階段、外壁への出口は見つけたら即入る。
・探索の際、画面下方向に向かう(外壁への出口は常に下向きなため)。
他、タンスから強力な道具を持ち込んでおけば楽になる。


重要なのは、studentのプレイ時にwizardをクリアできるくらいのスキルを確保すること。これに尽きる。



ソロモンダーク
(Solomon Dark)

このゲームのライバルキャラ。
元はモリスの学友だったとか。
レベル40とか45とか、そのくらい高位の魔法使いらしい。


細かい英訳は気が向いたらやります。そのうち。ええそのうち。


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